合同法要について

 4月8日はお釈迦様の誕生日です。越谷別院でも本堂内に花見堂を設け、誕生仏(生まれたばかりのお釈迦様が7歩歩いて天と地を指差し天上天下唯我独尊と言っているところを表した像)に甘酒をかけてお祝いします。4月8日は学校の入学式に重なることもあり、当山ではその前の日曜日に行っております。今年はマリンバ演奏を行いました。

【聖苑花みずき】春彼岸・秋彼岸合同法要

 お彼岸の中日に聖苑花みずき礼拝堂にて執り行っております。

【越谷別院】合同法要

 越谷別院位牌壇、聖苑花みずき永代供養墓「るり集い」、バーチャル霊園にてご安置されている方の永代供養を執り行います。越谷別院が建立された時期と重なる10月末から11月初めの日曜日に執り行います。法要だけでなく、昨年はフルートの演奏を行いました。

●お彼岸の期間・・・ お彼岸は、春3月と秋9月の年2回あります。期間は、春分の日と秋分の日を中日(ちゅうにち)として前後3日間の7日間です。そして初日を「彼岸の入り」といい、最終日を「彼岸の明け」といいます。
●お彼岸の意味・・・ 彼岸という言葉は、古代インド語のパーラミター(波羅蜜多)が語源で、意味は「彼の岸へ至る」ということです。煩悩や迷いに満ちたこの世を「此岸」というのに対し、悟りの世界・仏の世界を「彼岸」といいます。悟りの世界に至るために、仏教には六波羅蜜の教えというのがあります。

[布施]他人へ施しをすること
[持戒]戒を守り、反省すること
[忍辱]不平不満を言わず耐え忍ぶこと
[精進]精進努力すること
[禅定]心を安定させること
[智慧]真実を見る智慧を働かせること
彼岸に行くことを願って、行いを慎むことがお彼岸法要の本来の意味です。

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